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    糸井重里氏率いる「ほぼ日」、鮮烈デビュー

    2017年03月17日掲載

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    買い殺到で取引成立せず、最終気配値2.3倍の5410円

     16日、ジャスダックに新規上場したほぼ日(3560・JQ、小売)が予想通りの人気となった。大量の買い注文を集めて始まり、軽快に気配値を切り上げる展開。結局、上場初日は売買が成立しないまま取引を終了した。最終気配値は公開価格2350円の2・3倍に相当する5410円だった。IPO(新規上場)人気を象徴する動きとなっている。

     ほぼ日は著名コピーライターの糸井重里氏の個人事務所を前身とするコンテンツ企画、制作会社で、主力商品は1日1ページ構成でカバーと別売りの「ほぼ日手帳」。日用品の企画、販売を主力としており、「ほぼ日手帳」が売上の7割を占めている。依存度の高さは懸念材料ではあるが、海外販売サイト開設の効果により、さらなる売上拡大が期待される情勢となっている。

     とはいえ、今8月期の業績(非連結)予想は売上高38億1700万円(前期比1・3%増)、営業利益は5億円(同0・2%増)。実店舗向けの前倒し納品の影響で成長率が鈍くなっている面はあるものの、高成長企業ではない。16日の最終気配値で試算したPERは34・8倍。「オリジナル手帳の企画販売」というビジネス一本で株式公開した企業としては、説明が付かないバリュエーションとなっている。初値形成はさらに上の水準となりそうで、著名人経営者によるプレミアムを大いに含んだ株価形成である点は注意が必要だろう。

     上場初日に売買が成立しなかったことで、上場2日目の17日はこの日の最終気配値5410円を基準に取引をスタートする。買付代金即日徴収などの売買規制が入る見込みにある。

     ほぼ日に限らず、IPOには資金が集まっており、15日に新規上場したファイズ(9325・M、倉庫運輸)は公開価格の3・2倍で初値を形成。ここから3月末に向け、上場銘柄数が一気に増えていく。ほぼ日は話題先行の案件だが、21日に上場する博多ラーメン「一風堂」の力の源ホールディングス(3561・M、小売)とヘルスケアソリューション事業のインターネットインフィニティー(6545・M、サービス)、また24日上場予定でERP(基幹系情報システム)パッケージソフトのオロ(3983・M、情報通信)、30日のビッグデータ解析のユーザーローカル(3984・M、情報通信)などの動向も注目されている。直近上場案件では、安値近辺まで調整しているピーバンドットコム(3559・M、卸売)に仕込み妙味がありそうだ。

    ※この記事は有料版記事のディレイ掲載です。有料版では新聞掲載日の前日17時30分からお読みいただけます。

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