• 主要株価指数  
  • 日経平均株価
    11/17 15:15
    22,396.8 +45.68
  • ドル/円
    11/19 12:18
    112.13 -0.89
  • プレミアム

    堂々!勝負株 アピクヤマダ(6300)

    2017年11月13日掲載

    •  

    後工程装置の引き合い大

     アピックヤマダ(6300・(2)、百株)の突っ込み買いを検討したい。不適切な会計処理に伴う過年度決算の訂正、さらには今3月期上期業績の期初計画未達、受注の減少と悪材料が続発しているが、下り坂はそろそろ終わりを迎えるだろう。水面下では、半導体の後工程装置の引き合いが極めて大きくなっているようだ。

     同社は今年5月、製品の売上計上をめぐる不適切な会計処理が発覚。過去の決算の訂正で混乱を招いた上、今3月期は上期の連結営業損益が期初計画(1.4億円の赤字)に対し、2.4億円の赤字(前年同期は2.8億円の赤字)に下ブレした。また、上期の受注高は前年同期比約2割減の48億円にとどまった。

     こうした中、株価は投資家の期待を裏切る形で8月の高値662円から500円を割り込み、10日には470円まで調整した。状況は底なし沼のようだ。しかし、実態は違う。

     半導体には記録媒体の「メモリー」と、演算処理を担う「ロジック(論理回路)」があるが、アピクヤマダは後者の後工程装置が主力。これまでメモリーの設備投資が先行してきたが、ロジックも時間差をもって動き始めた。中国向けを中心に、先端分野のパッケージ装置の需要が急拡大しており、同社の生産能力は下期にフル稼働に入る方向のもようだ。通期の営業利益の見通しは、期初予想(9.1億円、前期比2.3倍)を据え置いている。

    白河の清きに魚のすみかねて…

     もう一つの注目点が、監査法人の変更だ。

     上期の下方修正の背景には、不適切会計の反動から管理体制が厳格になり過ぎ、本来であれば計上できるはずの売上まで先送りされるような事態をもたらしたのではないかと推測される。だが、9月に監査法人がそれまでのトーマツから興亜監査法人に交代したことで、「正常化」に向かう見通しだ。

     事業環境、財務スタンスの両面から仕切り直しの条件が整った。WLP(ウエハーレベルパッケージ)と呼ばれる先端実装技術に使うモールド(封止)装置の成長性は大きく、相場は再起動へ向かう。

    (鈴木草太)

    ※この記事は有料版記事のディレイ掲載です。有料版では新聞掲載日の前日17時30分からお読みいただけます。

オンラインIR特集

株式新聞 注目企業
主要株価指数・為替
  • 日経平均株価
    (11/17 15:15)
    22,396.8
    (+45.68)
  • 米ドル/円
    (11/19 12:18)
    112.13
    (-0.89)
  • ユーロ/円
    (11/19 12:18)
    132.24
    (-0.81)

個人型確定拠出年金 iDeCo (イデコ)


つみたてNISA