日経平均は375円安、構成銘柄では、日立造、マルハニチロ、ふくおかなどが値下がり率上位

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株式

2019/8/6 11:04

 6日午前11時時点の日経平均株価は前日比375円72銭安の2万344円57銭。朝方は、リスク回避の動きが加速した。米財務省は中国を為替操作国に認定し、中国政府は米国産農産物の輸入停止を発表するなど米中対立が深まり、投資家心理が一段と悪化。5日の米国株式市場でNYダウ、ナスダック総合指数が今年最大の下げを演じ、円高・ドル安も進み、指数は前場早々に2万110円76銭(前日比609円53銭安)まで急落した。一巡後は、為替にらみで下げ渋りの流れとなっている。円が対ドルで下げに転じ、中国・人民元の対ドル基準値が市場予想ほど元安・ドル高に設定されなかったことで、不安心理がやや和らいだ。

 日経平均構成銘柄では、日立造<7004.T>、マルハニチロ<1333.T>、ふくおか<8354.T>などが値下がり率上位。半面、SUBARU<7270.T>、日製鋼<5631.T>、日水<1332.T>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社

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