ホーブが急騰し年初来高値、今期の大幅増益予想を受け株価の評価続く

株式

2019/8/16 13:25

 ホーブ<1382.T>が急騰。株価は前日比280円高の1700円まで値を上げ、14日の年初来高値1593円を更新している。8日引け後の決算発表で、20年6月期の連結営業利益に大幅増益を見込んだことを評価する動きが続いている。

 同社の19年6月期は、売上高35億9100万円(前期比7.2%減)、営業損益4600万円の黒字(前期は6300万円の赤字)。主力の「いちご果実・青果事業」において、自社品種「夏瑞(なつみずき)」が、今までの夏秋いちごにはなかった生食用の市場で認知度を高めたことで、夏秋期以外の時期以外の時期においても業務用いちごの販売先および販売数量が増加。業務の効率化も図れたことで運送費をはじめとする販管費も削減でき、収益性が大きく向上した。

 これを踏まえ20年6月期は、売上高37億円(前期比5.5%増)、営業利益8000万円(同99.8%増)を計画している。

 午後1時22分現在の株価は100円高の1520円。

提供:モーニングスター社

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