米国株式市場:ECBの利下げで金利低下を期待、NYダウ7日続伸、ナスダックも続伸

株式

2019/9/13 7:46

 12日の米国株式は、NYダウが前日比45.41ドル高の2万7182.45ドルと7日続伸、ナスダック総合指数が同24.789ポイント高の8194.467ポイントと続伸して取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億5323万株、ナスダック市場が22億5732万株だった。

 ECB(欧州中央銀行)は12日の定例理事会で、銀行が中央銀行に預け入れる金利を現在のマイナス0.4%から同0.5%に引き下げ、11月から月間200億ユーロ(約2兆4000億円)の資産購入を再開することを決定。欧州での量的緩和策が再び行われることを受け、米国での金利低下期待につながった。また、トランプ米大統領が、中国に対する10月1日からの追加関税策を同15日まで延期したことも支えとなった。NYダウ採用銘柄では、ビザや3M(スリーエム)、トラベラーズなどが値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の12月限円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比45円高の2万1675円だった。

提供:モーニングスター社

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