吉野家HDが一時急伸、20年2月期第2四半期決算の大幅増益を好感

株式

2019/10/9 12:04

 吉野家ホールディングス<9861.T>が急伸し、一時64円高の2839円を付ける場面があった。8日引け後、20年2月期第2四半期(19年3-8月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、好感された。

 第2四半期決算は、売上高が1070億6600万円(前年同期比6.7%増)、営業利益が29億3600万円(同53.4倍)だった。主力の吉野家で、既存店売上高が好調に推移したことで増収増益を確保した。はなまるでも、積極的な出店に伴い店舗数が増加したことに加え、価格改定や商品施策などが寄与し増収増益となった。

 20年2月期業績予想は、売上高2080億円(前期比2.8%増)、営業利益10億円(同9.6倍)を据え置き。第2四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で51.5%、営業利益は超過達成となっている。

 前場終値は、前日比16円高の2791円。

提供:モーニングスター社

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