EMシステムが年初来高値更新後に急落、上期業績予想を上方修正するも材料出尽くし感

株式

2019/10/10 14:24

 EMシステムズ<4820.T>が急落。9日引け後に、20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績予想を上方修正したことが材料視され、株価は朝方、前日比64円高の2206円まで上伸。9日の年初来高値2142円を更新するが、その後は材料出尽くしで利益確定売りに押される展開。132円安の2010円まで値を下げている。

 20年3月期上期について、予想売上高を従来の65億1600万円から70億6400万円(前年同期比7.1%増)に、営業利益を7億1000万円から9億6900万円(同34.0%減)にそれぞれ引き上げている。前期末に買収した介護/福祉ビジネスの増収、および消費税増税やWindows7のサポート終了によるハードリプレイスの駆け込み需要が想定を大幅に上回ったことが主な要因。

 午後2時20分現在の株価は132円安の2010円。

提供:モーニングスター社

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