米国株式市場:米中貿易交渉への不透明感が台頭、NYダウ・ナスダック反落
2019/11/1 7:46
10月31日の米国株式は、反落した。NYダウが前日比140.46ドル安の2万7046.23ドル、ナスダック総合指数が同11.615ポイント安の8292.360ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が11億5678万株、ナスダック市場が23億8314万株だった。
米ブルームバーグ通信社は、中国当局者が中国は最重要問題で譲歩する意向はないと述べたと報道。米中貿易交渉への不透明感が台頭し、売りが優勢となった。週間の新規失業保険申請件数が21万8000件と、市場予想平均の21万5000件よりも悪かったことも重しとなった。NYダウ採用銘柄では、3M(スリーエム)やウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、キャタピラーなどが値下がり率の上位に入っている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、31日の大阪取引所終値比230円安の2万2720円だった。
提供:モーニングスター社
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