6日の東京株式市場見通し=もみ合いとなりそう

国内市況

株式

2019/11/6 7:47

 予想レンジ:2万3100円-2万3400円(5日終値2万3251円99銭)

 6日の東京株式は、もみ合いとなりそう。きのう5日の日経平均株価は4日ぶりに年初来高値を更新し、投資家心理の好転も期待され、朝方は買いが先行しそうだ。ただ、2万3000円台に乗せたことで、ヤレヤレの売りが控えていることも見込まれ、上値が重くなる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(5日終値は108円78-79銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の後半(同121円13-17銭)と円高に傾いている。対ドルでの円安の流れを受け、輸出関連銘柄が支えとなる場面もありそう。5日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キリンHD<2503.T>、コマツ<6301.T>、任天堂<7974.T>などが、5日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比15円高の2万3335円だった。(高橋克己)

6日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・9月18、19日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨

・10年国債入札

・決算発表=国際帝石<1605.T>、味の素<2802.T>、旭化成<3407.T>、ダイキン<6367.T>、シスメックス<6869.T>、SUBARU<7270.T>、オリンパス<7733.T>、三菱商<8058.T>、ソフバンG<9984.T>

【海外】(時間は日本時間)

・タイ中銀金融政策決定会合

・米10年国債入札

・決算発表=(アジア)香港証券取引所(欧州)ワイヤカード(米国)アルベマール、カプリ・ホールディングス、クアルコム、スクエア、トリップアドバイザー、ファイサーブ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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