新日科学が急騰しストップ高、上期の営業利益が計画を超過し、通期予想を上方修正

株式

2019/11/11 14:06

 新日本科学<2395.T>が急騰。8日引け後の決算発表で、20年3月期上期(19年4-9月の連結営業利益が計画を超過し、通期予想を上方修正したことが好感されている様子。株価は前週末比99円高の724円で寄り付き、100円ストップ高の725円まで値を上げている。

 20年3月期上期は、売上高63億8900万円(前年同期比28.1%減)、営業損益10億7800万円の黒字(前年同期は1億3700万円の赤字)。主力の「前臨床事業」において、業務効率化と経費節減が進み、稼働率も想定を上回ったことにより、売上高で4億100万円、営業利益で10億900万円、それぞれ計画を超過した。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高は従来の144億6800万円(前期比7.6%減)で据え置いたが、営業利益を15億円から18億円(同2.2倍)に引き上げている。

 午後2時1分現在はストップ高買い気配で差し引き36万株の買い越し。

提供:モーニングスター社

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