29日の債券市場見通し=株式見合いの展開か

債券

2019/11/29 8:22

予想レンジ:債券先物中心限月(19年12月限)153.15円-153.35円、長期国債利回りマイナス0.100%-マイナス0.085%

 29日の債券市場は株式見合いの展開となりそうだ。

 前日の米国債市場は感謝祭のため休場。そのため、欧州国債も方向感に欠け、国内先物・夜間取引も横ばいで終了し、横ばい圏でスタートしそうだ。

 「月末で、年限長期化の買いがサポートする」(国内証券)との指摘もあるが、今晩の米国市場では、感謝祭の翌日で米株式・債券市場が短縮取引となるため、国内市場が相場をリードする可能性は低い。

 国債入札や日銀の長期国債買い入れも予定されていない。一方、朝方には、鉱工業生産や失業率など、10月分の国内主要経済指標が公表される。株式市場がどう反応するかで円債の動きも左右されそうだ。

提供:モーニングスター社

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