4日の東京株式市場見通し=続落後も軟調な展開か

国内市況

株式

2019/12/4 7:47

 予想レンジ:2万3000円-2万3400円(3日終値2万3379円81銭)

 4日の東京株式は続落後も、軟調な展開か。きのう3日は、売り一巡後に下げ幅を縮小する場面がみられるなど、底堅い場面がみられたものの、米国株が3日続落した動きから、売り先行のスタートとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の半ば(3日終値は109円09-10銭)、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の前半(同120円83-87銭)と円高方向に振れている。輸出関連銘柄を中心に弱い動きを強いられそう。一方、足元でジャスダック総合指数やマザーズ指数が堅調な動きをみせていることや、海外情勢の影響を受けにくい銘柄が市場1部よりも多いことから、消去法的に両市場の銘柄に物色の矛先が向う可能性もありそう。

 3日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ファナック<6954.T>、ファーストリテ<9983.T>、ソフバンG<9984.T>などが、3日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比195円安の2万3135円だった。(高橋克己)

4日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・特になし

【海外】(時間は日本時間)

・ 9:30 豪7-9月期GDP

・10:45 中国11月財新非製造業景況指数

・22:15 米11月ADP雇用統計

・24:00 米11月非製造業景況指数

・決算発表=シノプシス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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