11日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、108円台後半で小動きか

為替

2019/12/11 8:38

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円50銭-109円20銭

 11日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=108円台後半で小動きとみる。米国ではFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表を控えており、これを前にした見送りムードが強そうだ。また、米国時間はトランプ米政権が15日に予定されている対中報復関税「第4弾」の発動延期を検討していると報じられ、リスク回避姿勢が和らいで円売りがやや強まる場面があった。「第4弾」に関連するニュースや、米中貿易協議の合意をめぐる高官発言などには神経質に反応しそうで、商いが薄いところでは大きく振らされる恐れがあるため注意したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:11月企業物価指数、10-12月期法人企業景気予測調査

北米:11月CPI(消費者物価指数)、FOMC(米連邦公開市場委員会)

その他:トルコ12月経常収支、南ア11月CPI、南ア10月小売売上高、ブラジル10月小売売上高、ブラジル中銀が政策金利発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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