神島化工が一時急騰、第2四半期は営業利益49.3%増、期初利益計画をクリア

株式

2019/12/12 9:44

 神島化学工業<4026.T>が一時急騰し、42円高の885円を付ける場面があった。午前9時42分時点で23円高の866円となっている。午前11日引け後に20年4月期第2四半期(19年5-10月)の単体決算を発表、営業利益ベースで期初計画通りの大幅増益を達成し、買い安心感につながった。

 第2四半期決算は、売上高が106億7400万円(前年同期比3.9%減)と期初計画の113億3000万円に届かなかったが、営業利益は計画値である5億円(同49.3%増)をクリアした。建材事業において、高級軒天ボードは好調だったが、採算性重視の施策により一部製品の販売が減少したことなどから、減収となったが、高付加価値商品の拡販や収益改善などにより大幅増益に至った。化成品事業では、難燃水酸化マグネシウムの製造設備の増強により販売調整が解消されたほか、セラミックス部門の伸長などもあり、増収増益となった。

提供:モーニングスター社

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