千趣会が急騰しストップ高、通期の営業損益予想を上方修正

株式

2019/12/23 13:02

 千趣会<8165.T>が急騰。20日引け後に、19年12月期の連結営業損益予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前週末比100円ストップ高の604円で寄り付き、19日の年初来高値525円を更新している。

 19年12月期について、予想売上高は従来の890億円(前期比21.5%減)で据え置いたが、営業損益を7億円の赤字から5億円の黒字(前期は40億6300万円の赤字)に引き上げている。事業構造改革によって売上総利益率の改善と販管費における全般的なコスト削減が順調に進んだことや、第4四半期(10-12月)における来期以降の顧客基盤の構築に向けて行ったテレビCM、ウェブCM放映などにより販促費を効率的に投下できたこと、また費用対効果をかんがみ、その他の販促費の一部を絞り込んだことなどが主な要因。

 午後零時57分現在はストップ高買い気配で差し引き33万株の買い越し。

提供:モーニングスター社

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