日経平均は370円高と4日ぶり大幅反発、全面高商状に上げ幅拡大=7日後場
7日後場の日経平均株価は前日比370円86銭高の2万3575円72銭と4営業日ぶりに大幅反発。全面高商状となった。朝方は、6日の米国株高や円高・ドル安一服を受け、買いが先行した。きのう大幅下落した反動もあり、株価指数先物への買い戻しを交えて堅調に推移した。後場後半には2万3577円44銭(前日比372円58銭高)まで上げ幅を拡大し、大引けにかけて高値圏を保った。時間外取引の米株先物や中国株などの上昇も支えとなった。
東証1部の出来高は11億5795万株、売買代金は2兆1251億円。騰落銘柄数は値上がり1961銘柄、値下がり146銘柄、変わらず54銘柄。
市場からは「きのう米株が下がるとみて売り建てた短期筋の買い戻しが主体だが、下値での押し目買い意欲も強い。米イラン問題は一過性にとどまるとみられるが、中東情勢の行方に注視しつつ、経済指標などをにらみながらの展開になろう」(国内証券)との声が聞かれた。
東証業種別株価指数は全33業種が値上がり。業種別では、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密株が上昇。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、電通グループ<4324.T>、楽天<4755.T>などのサービス株も高い。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>、住友不<8830.T>などの不動産株や、京成<9009.T>、京王<9008.T>などの陸運株も堅調。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も引き締まった。日揮HD<1963.T>、積水ハウス<1928.T>などの建設株や、東レ<3402.T>、帝人<3401.T>などの繊維製品株も買われた。
個別では、象印<7965.T>、スターティアH<3393.T>、カナミックN<3939.T>、ウィルG<6089.T>、アイフル<8515.T>などの上げが目立った。半面、豊和工<6203.T>、アシックス<7936.T>、マルマエ<6264.T>、石川製<6208.T>、サムティ<3244.T>などの下げが目立った。
(イメージ写真提供:123RF)
提供:モーニングスター社
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