わらべや日洋が急伸、20年2月期第3四半期は大幅な増益で着地

株式

2020/1/10 11:03

 わらべや日洋ホールディングス<2918.T>が急伸し、一時93円高の1912円を付けている。9日引け後、20年2月期第3四半期(19年3-11月)の連結決算を発表。減収ながら大幅な増益で着地し、好感された。

 第3四半期決算は、売上高が1619億1400万円(前年同期比1.7%減)、営業利益は29億6200万円(同78.3%増)だった。売上高は、主力の食品関連事業において、おにぎり100円セールの実施回数が減少したことや、食材関連事業で、水産加工品の取扱高が減少したことなどが影響した。利益面では、人件費の上昇影響があったものの、食品関連事業における商品規格の見直しなどが寄与した。

 20年2月期業績予想は、売上高2140億円(前期比0.8%減)、営業利益25億円(同63.8%増)を据え置き。第3四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で75.7%、営業利益は超過達成となっている。

 午前11時時点の株価は、前日比66円高の1885円。

提供:モーニングスター社

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