井筒屋が続急伸、20年2月期第3四半期決算で最終損益が黒字に転換

株式

2020/1/10 16:21

 井筒屋<8260.T>が続急伸し、19円高の274円を付けた。9日引け後、20年2月期第3四半期(19年3-11月)の連結決算を発表。最終損益が黒字に転換し、好感された。

 第3四半期決算は、売上高が488億500万円(前年同期比13.6%減)、最終損益が3億6700万円の黒字(前年同期は37億6200万円の赤字)に転換した。経営資源を本店と山口店に集中させ、両店とも来店客数は増加。最終損益は、本店の売場改装に伴う固定資産除却損を計上したが、宇部店に係る固定資産の売却益などにより黒字に転じた。

 20年2月期業績予想は、売上高650億円(前期比17.7%減)、最終損益は3億円の黒字(前期は24億5900万円の赤字)を据え置いている。第3四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で75.1%、最終損益では超過達成となっている。

 10日の終値は、前日比5円安の250円。

提供:モーニングスター社

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