SYSHD、急上昇基調―第1四半期好出足で上ブレペース

株式

2020/1/17 17:04

 SYSホールディングス<3988.T>が20年7月期第1四半期(8-10月)決算発表をきっかけに急上昇基調に入っている。自動車、工作機械用ソフト開発、金融向けシステム開発などを手掛ける。

 第1四半期の連結営業利益は8800万円(前年同期比5.6倍)となった。M&A(企業の合併・買収)の効果が寄与したことに加え、販管費の増加を抑制。電力関連顧客からの受託開発など高収益案件も増加して収益力が高まっている。上期計画の営業利益1億1400万円と比較した進ちょく率は77.2%と高く、上ブレペースとなっている。

 大量採用による規模拡大戦略を進めているが、それも今期までとなる見通し。次期以降は採用や教育にかかわる費用も軽減する見込みにあり、収益力の一層の高まりが見込まれている。株価は急上昇基調に入っているものの、時価総額はまだ50憶円に満たず膨張余地は大きい。

 17日の終値は、前日比79円高の1700円。

提供:モーニングスター社

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