米国株式市場:パウエルFRB議長の発言を受け上げ幅縮小、NYダウ・ナスダック小幅続伸

株式

2020/1/30 7:46

 29日の米国株式は、小幅に続伸した。NYダウが前日比11.60ドル高の2万8734.45ドル、ナスダック総合指数が同5.483ポイント高の9275.164ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億2622万株、ナスダック市場が30億6046万株だった。

 FRB(米連邦準備制度理事会)は、FOMC(米連邦公開市場委員会)で政策金利の据え置きを決定。パウエルFRB議長は記者会見で、米景気は穏やかな成長が続いているとする一方、新型肺炎の流行は「世界経済に影響を与えかねない」との見方を示した。好業績期待を背景に堅調な展開だった株価指数は、上げ幅を縮小して取引を終えた。NYダウ採用銘柄では、ダウ(旧ダウ・デュポン)やアップル、マクドナルドなどが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所終値比115円安の2万3245円だった。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ