6日の債券市場見通し=売り先行も、30年入札こなし下値限定か

債券

2020/2/6 8:20

予想レンジ:債券先物中心限月(20年3月限)152.45円-152.75円、長期国債利回りマイナス0.045%-マイナス0.015%

 6日の債券市場は、売りが先行も、30年入札をこなして下値は限られる展開か。

 前日の米国債は、3日続落。新型コロナウイルスに対する効果的な治療薬の開発を巡る報道が相次ぎ、リスク回避ムードの巻き戻しが続いた。米経済指標の改善に伴うNY株高も重荷となった。

 国内市場では、円安・株高で債券売りに拍車を掛けそうだ。財務省が実施する30年国債入札は「大崩れしないだろう」(国内証券)、「外国人需要にも回復の兆しが出てきており、一定の需要が見込まれる」(銀行系証券)という。

提供:モーニングスター社

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