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＜新興国ｅｙｅ＞ブラジル中銀週報：２０年インフレ見通しを３．２５％上昇に上方修正

新興国

2020/2/12 10:32

　ブラジル中央銀行が１０日発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」によると、同中銀の委託を受けて民間アナリストが予想した中銀のＩＰＣＡ（拡大消費者物価指数）で見た２０年のインフレ見通しは前週予想の３．４０％上昇から３．２５％上昇へと改善方向に上方修正された。上方修正は６週連続、１カ月前の予想は３．５８％上昇だった。２１年の見通しは前週予想の３．７５％上昇に据え置かれた。据え置きは６１週連続となった。

　２０年実質ＧＤＰ（国内総生産）伸び率の見通しは、前週予想の対前年比伸び率２．３０％増から横ばいとなった。１カ月前の予想も２．３０％増だった。また、２１年の見通しも前週予想の２．５０％増に据え置かれた。据え置きは１５２週連続となった。

　２０年末時点の政策金利見通しは前週予想の４．２５％に据え置かれた。据え置きは２週連続、１カ月前の予想は４．５０％だった。一方、２１年末時点の見通しも前週予想の６．００％に据え置かれた。１カ月前は６．２５％だった。次回３月６日会合時点の見通しも前週予想の４．２５％に据え置かれた。据え置きは１４週連続となった。

　為替レートの見通しは、２０年末時点の見通しが１ドル＝４．１０レアルに据え置かれた。据え置きは２週連続、１カ月前の予想は４．０４レアルだった。２１年末時点の見通しは前週予想の４．０５レアルから４．１０レアルに引き上げられた。引き上げは２週連続、１カ月前の予想は４．００レアルだった。

＜関連銘柄＞

　ボベスパ<1325.T>、ｉＳエマジン<1582.T>、上場ＭＳエマ<1681.T>、

　ｉＳ新興国<1362.T>、上場ＥＭ債<1566.T>

提供：モーニングスター社

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