安藤ハザマが急落、20年3月期業績予想を下方修正

株式

2020/2/12 17:00

 安藤・間(安藤ハザマ)<1719.T>が急落し、63円安の853円を付けた。12日午後2時、20年3月期業績予想を下方修正し、嫌気された。

 20年3月期業績予想で、売上高を4188億円から3820億円(前期比6.1%増)に、営業利益を301億円から237億円(前期とほぼ変わらず)に引き下げた。一部大型工事の進ちょくが工程の見直しなどにより想定を下回ったことや、完成工事高が減少する見通しとなったこと、一部大型建築工事の採算性が低下した影響などを織り込んだ。

 20年3月期第3四半期(19年4-12月)の連結決算は、売上高が2693億6000万円(前年同期比6.4%増)、営業利益が169億1000万円(同38.7%増)だった。

 同時に、株主還元の充実および資本効率の改善を目指し、自社株買いを行うと発表、取得上限700万株(自己株を除く発行済み株式数の3.5%)・50億円。取得期間は2月13日から6月30日までとしている。

 12日の終値は、10日終値比52円安の864円。

提供:モーニングスター社

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