米国株式市場:新型肺炎への過度な警戒感が後退、NYダウが史上最高値、ナスダックは3日続けで史上最高値

株式

2020/2/13 7:46

 12日の米国株式は、NYダウが前日比275.08ドル高の2万9551.42ドルと反発、ナスダック総合指数が同87.020ポイント高の9725.962ポイントと3日続伸して取引を終了。NYダウは6日以来4日ぶりに史上最高値を更新し、ナスダック総合指数は3日続けて史上最高値を塗り替えた。出来高概算は、ニューヨーク市場が9億2917万株、ナスダック市場が23億3860万株だった。

 中国本土で新たに確認された11日の新型肺炎患者数が2015人となり、1月30日以来の水準に低下。感染拡大による経済への過度な影響を警戒する動きが後退し、買い意欲が強まった。NYダウ採用銘柄では、ユナイテッドヘルスやナイキ、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスなどが値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比75円高の2万3945円だった。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ