セカンドベスト=コプロHD:順調な業績進ちょくの評価局面、利回り支えに自律反発期待

株式

2020/2/14 12:54

 コプロ・ホールディングス<7059.T>の続落場面は見直し余地が大きそうだ。前日に発表した20年3月期第3四半期(19年4-12月)が好調で、通期予想に対する業績進ちょく率も順調に推移している。

 建設業界に特化した人材派遣を展開している。施工管理者やCAD技術者の人材教育や研修を行い、大手ゼネコンに派遣している。20年3月期第3四半期の連結経常利益は前年同期比12.2%増の11億2700万円だった。通期予想(前期比11.4%増の14億8900万円)に対する業績進ちょく率は75.7%と順調に推移している。東京、名古屋、大阪など、新たに開設した支店での業務の拡大に加え、派遣単価の上昇が寄与する。

 株価は、年1.6%台の予想配当利回りが下支えするなど、一段安は見込みにくい。短期調整を終えて、自律反発の動きが見込めそうだ。午後零時50分時点の株価は前日比76円安の2759円。(田部正博)

提供:モーニングスター社

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