片倉が一時急伸、グループのトーアエイヨーが大阪大学とTGCV治療薬で独占的契約

株式

2020/2/18 11:09

 片倉工業<3001.T>が急伸し、一時34円高の1341円を付けている。17日引け後、同社グループのトーアエイヨーが、大阪大学と中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)の治療薬「CNT-01」について、全世界における独占的な開発・製造・販売権などに関する契約を締結したと発表、材料視された。

 「CNT-01」は、AMED(日本医療研究開発機構)の難治性疾患実用化研究事業の支援を受け、大阪大学大学院医学系研究科CNT研究室、同大医学部附属病院薬剤部・未来医療開発部がアカデミア開発し、国内で第2相臨床試験を進めている。今回の契約により、トーアエイヨーは、大阪大学に対して契約一時金および開発マイルストンを支払う。また、発売後は、販売額に応じたロイヤルティーを支払う予定としている。

 午前11時8分時点の株価は、前日比27円高の1334円。

提供:モーニングスター社

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