市場の声:パンデミック相場に持続性はなく下げは一時的=松井証券・窪田氏
2020/2/25 11:34
松井証券 シニアマーケットアナリスト 窪田朋一郎氏――SARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)など、過去のパンデミック(感染症の世界的な流行)時の下げ相場に持続性がなかったことを踏まえると、今回の新型コロナウイルス(COVID-19)の場合も、200日移動平均線の2万2200円前後でいったんは下げ止まるだろう。
感染拡大が世界的に広がり、国内でも経済活動への悪影響が懸念されるなかだとはいえ、初めて感性例が報告された中国で、封じ込めによる感染の広がりが抑えられていることはプラス材料。株式相場の中長期トレンドを崩すような持続的な売りは考えにくく、下げは一時的なものだとみている。
提供:モーニングスター社
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