4日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2020/3/4 8:35

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円20銭-107円80銭

 4日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。FRB(米連邦準備制度理事会)が緊急利下げを実施したため、NYダウの大幅安を受けたリスク回避の動きに日米金利差縮小を見込んだドル売り・円買いも加わり、ドル・円は軟調推移が見込まれる。今晩の米国では新型コロナウイルスの影響が出始めた2月の経済指標の発表もあり、手控えムードも広がるだろう。なお、G7(主要7カ国)の財務相らが電話会議を開いたが、事前報道通り具体策に欠いたため、市場の反応は限定的となりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

アジア:中国2月財新メディア非製造業PMI(購買担当者景気指数)

北米:2月ADP全米雇用報告、米2月ISM非製造業景気指数、ベージュブック(米地区連銀経済報告)、カナダ中銀金融政策決定会合

欧州:独1月小売売上高、ユーロ圏1月小売売上高、

その他:豪10-12月期GDP(国内総生産)、ブラジル10-12月期GDP

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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