日経平均は98円高、業種別値上がり率上位は不動産、情報通信、その他製品など

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株式

2020/3/4 10:06

 4日午前10時時点の日経平均株価は前日比98円18銭高の2万1180円91銭。朝方は、売りが先行した。FRB(米連邦準備制度理事会)は3日、緊急利下げを決定したが、米国株式は大幅に下落し、投資家心理が後退。円高・ドル安進行も重しとなり、寄り付き直後に2万862円05銭(前日比220円68銭安)まで下落した。一巡後は、株価指数先物にまとまった買いが入ったのをきっかけに上げに転じた。時間外取引の米株価指数先物の上昇や、円伸び悩みもあって一時2万1221円22銭(同138円49銭高)まで切り返した。月次売上高発表のファーストリテ<9983.T>が値を上げ、指数に寄与した面もある。その後も高値圏で推移している。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1000、値下がり1061。東証業種別株価指数では全33業種中、16業種が上昇している。値上がり率上位業種は、不動産、情報通信、その他製品など。値下がり率上位業種は、銀行、海運、保険など。

午前10時ごろの値上がり率上位銘柄(東証1部)

・ジーンズメイト<7448.T>

・Vキューブ<3681.T>

・ベネフィット<3934.T>

・セグエ<3968.T>

・オルトプラス<3672.T>

午前10時ごろの値下がり率上位銘柄(東証1部)

・KeePer<6036.T>

・タカショー<7590.T>

・TOA<6809.T>

・協栄産<6973.T>

・ヤマザワ<9993.T>

提供:モーニングスター社

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