米国株式市場:新型肺炎への警戒感からリスク回避姿勢が高まる、NYダウ・ナスダック大幅反落

株式

2020/3/6 7:46

 5日の米国株式は、大幅に反落した。NYダウが前日比969.58ドル安の2万6121.28ドル、ナスダック総合指数が同279.493ポイント安の8738.595ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が14億396万株、ナスダック市場が36億4589万株だった。

 NY州のクオモ知事は5日、同州の新型肺炎患者が22人に増加したと発表。カリフォルニア州では4日に非常事態を宣言するなど、米国での感染拡大への警戒感から、リスク回避姿勢が高まった。売り優勢の展開で、NYダウは一時、1100ドルを超える下げを見せる場面もみられた。NYダウ採用銘柄では、ユナイテッド・テクノロジーズやボーイング、JPモルガンなどが値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比580円安の2万790円だった。

提供:モーニングスター社

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