9日の東京株式市場見通し=弱い展開が続きそう

国内市況

株式

2020/3/9 7:47

 予想レンジ:2万円-2万200円(6日終値2万749円75銭)

 9日の東京株式は、弱い展開が続きそうだ。日経平均株価は、前週末に反落したことや、現地6日の欧米株式が下落したことを受け、売り優勢のスタートとなろう。引き続き、新型肺炎の流行拡大が懸念されるなか、買い手控えの動きが広がるとみられ、下値を試す場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の前半(前週末6日終値は105円79-80銭)、ユーロ・円が1ユーロ=118円台の前半(同118円85-89銭)と円高方向に振れている。対ドルでの大幅な円高進行を警戒し、輸出関連銘柄を中心に軟調な動きを強いられそう。前週末6日のADR(米国預託証券)は円換算値で、TDK<6762.T>、キーエンス<6861.T>、デンソー<6902.T>などが、6日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同6日の大阪取引所終値比280円安の2万430円だった。(高橋克己)

9日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 1月国際収支、10-12月期GDP改定値

・14:00 2月景気ウォッチャー調査

・IPO(新規上場)=フォーラムエンジニアリング(Fエンジニア)<7088.T>(東証1部)

【海外】(時間は日本時間)

・特になし

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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