ミライアルが急伸、通期業績が計画を超過し配当予想を増額

株式

2020/3/10 13:50

 ミライアル<4238.T>が急伸。9日引け後の決算発表で、20年1月期の連結業績が減収・減益ではあるが計画を超過し、期末の配当予想を増額したことが材料視された様子。株価は前日比53円高の903円まで値を上げている。

 20年1月期は、売上高95億8200万円(前期比4.3%減)、営業利益12億5000万円(同15.9%減)。米中貿易摩擦騰の影響により、中国をはじめとしたアジア地域、およびその影響を受けた欧州地域等の景気減速もあり、半導体容器を主体とする主力の「プラスチック成型事業」が減収・2ケタ減益となって全体の重しに。ただ、連結業績は売上高で4億8200万円、営業利益で1億5000万円、それぞれ従来予想を超過した。これを踏まえ、期末の配当予想を従来の10円から20円(前期は20円)に引き上げ、年間30円(同30円)配当としている。

 午後1時46分現在の株価は50円高の900円。

提供:モーニングスター社

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