米国株式市場:NYダウ・ナスダック大幅反落、NYダウは過去最大の下げ幅に

株式

2020/3/17 7:47

 16日の米国株式は、大幅反落した。NYダウが前週末比2997.10ドル安の2万0188.52ドル、ナスダック総合指数が同970.283ポイント安の6904.592ポイントで取引を終了。NYダウは、12日の下落幅(2352.60ドル)を超え、過去最大の下げ幅となった。出来高概算は、ニューヨーク市場が18億8606万株、ナスダック市場が45億3405万株。

 取引開始直後には、S&P500指数が基準値(7%)を超える下落となり、現在の制度となり3回目となるサーキットブレーカー(売買の一時停止措置)が発動された。トランプ米大統領は16日の記者会見で、米国の景気について、リセッション(景気後退)に向かっている可能性があると発言。NYダウは一時3060ドルを超える最大の下げ幅をみせる場面もあった。同指数採用の全30銘柄が下落し、ボーイングやトラベラーズ、ホーム・デポなどが値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比620円安の1万6220円だった。

提供:モーニングスター社

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