18日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、底堅い展開か

為替

2020/3/18 8:35

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円00銭-108円00銭

 18日の東京外国為替市場で、ドル・円は底堅い展開とみる。FRB(米連邦準備制度理事会)が企業が短期資金の調達に使うコマーシャルペーパー(CP)を買い入れると発表したほか、トランプ米政権が1兆ドル規模の景気刺激策を検討していると伝わり、前日の米国株が急反発した。リスク回避姿勢が和らいでおり、東京時間もこの流れを引き継ぎそう。ただ、新型コロナウイルスの収束などがみえないあいだは積極的な動きは期待できず、ドル・円の上値は限られそう。また、金融市場は依然として不安定な動きが目立っているだけに、値幅が大きくなりやすい点は引き続き注意したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:2月貿易統計

北米:米2月住宅着工件数、米2月建設許可件数、カナダ2月CPI(消費者物価指数)

欧州:ユーロ圏1月貿易収支、ユーロ圏2月HICP(消費者物価指数)改定値

その他:南ア2月CPI、南ア1月小売売上高、ブラジル中銀が政策金利を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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