アスクルが急騰、20年5月期第3四半期決算の大幅増益を好感

株式

2020/3/18 11:26

 アスクル<2678.T>急騰し、一時268円高の2662円付けている。17日引け後、20年5月期第3四半期(19年5月21日-20年2月20日)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、好感された。

 第3四半期決算は、売上高が2994億3900万円(前年同期比3.8%増)、営業利益が63億3500万円(同2.6倍)だった。主力分野のeコマース事業で、BtoB事業が、消費税増税後の下ブレ懸念を払拭し、利用者数および購入単価が継続して増加した。BtoC事業での「LOHACO」の損益改善が予定通り進ちょくしたことなども寄与した。

 20年5月期(19年5月21日-20年5月20日)の業績予想は、売上高4040億円(前期比4.3%増)、営業利益88億円(同94.7%増)を据え置き。第3四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で74.1%、営業利益で72.0%となっている。

 午前11時26分時点の株価は、前日比169円高の2563円。

提供:モーニングスター社

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