日経平均は840円程度高、きのう堅調な地合いや円安などで買い優勢が続く=24日寄り付き
24日午前9時24分すぎの日経平均株価は、前日比840円程度高い1万7730円前後で推移する。午前9時24分には、同852円77銭高の1万7740円55銭を付けている。きのう23日に堅調な地合いだったことや、為替市場でドル・円相場が、円安方向に振れていることも意識され、買いが先行。指数連動型ファンドの3月配当分による再投資期待も支えとなっているもようで、買い優勢の展開となっている。現地23日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダック総合指数がともに続落。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比305円高の1万7255円だった。
業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、出光興産<5019.T>、JXTG<5020.T>などの石油石炭製品株が上昇。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も高い。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株も堅調。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株も上げている。
個別では、東エレク<8035.T>、ワタベ<4696.T>、新光電工<6967.T>、三信電気<8150.T>、KNTCT<9726.T>などが上昇。半面、ランド<8918.T>、ファーストロジック<6037.T>、京都友禅<7615.T>、未来工業<7931.T>、OCHIHD<3166.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時24分時点で、1ドル=110円台の後半(23日終値は1ドル=110円23-25銭)、1ユーロ=119円台の前半(同117円86-90銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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