カイオムが急騰、がん治療用抗体「CBA-1205」に関する治験計画届をPMDAに提出

株式

2020/3/25 11:03

 カイオム・バイオサイエンス<4583.T>が急騰し、一時14円高の186円を付けている。24日引け後、がん治療用抗体「CBA-1205」に関する治験計画届を、同日付でPMDA(医薬品医療機器総合機構)に提出したと発表、材料視された。

 同剤は、同社が開発した肝臓がん、肺がんなどの固形がんの細胞表面に発現するタンパク質「DLK-1」を標的とするヒト化モノクローナル抗体。現時点で「DLK-1」を標的とする治療薬は上市されておらず、臨床開発に進んでいる治療薬候補もないため、今回の治験は、「DLK-1」を標的とする治療薬として世界で初めて患者に投与する第1相臨床試験になるという。

 午前11時2分時点の株価は、前日比5円高の177円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ