日経平均は290円高、構成銘柄では東ガス、DIC、協和キリンなどが値上がり率上位

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株式

2020/3/27 11:04

 27日午前11時時点の日経平均株価は前日比290円80銭高の1万8955円40銭。朝方は、買い優勢で始まった。総額2兆ドルの米経済対策の成立期待から26日の米国株式が大幅上昇し、欧州株式も軒並み高となった流れを受け、前場早々に1万9366円29銭(前日比701円69銭高)まで急伸した。一巡後は、円高歩調とともに上げ幅を縮小し、一時1万8832円21銭(同167円61銭高)まで押し戻された。その後も上値の重い動きとなっている。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、首都圏では今週末に外出自粛が要請されるなど、先行き不透明感も手控え気分につながっている。

 日経平均構成銘柄では、東ガス<9531.T>、DIC<4631.T>、協和キリン<4151.T>などが値上がり率上位。半面、三越伊勢丹<3099.T>、Jフロント<3086.T>、リコー<7752.T>などが値下がり率上位。

提供:モーニングスター社

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