米国株式市場:リスク回避姿勢が強まり、NYダウ・ナスダック反落

株式

2020/4/1 7:46

 3月31日の米国株式は、反落した。NYダウが前日比410.32ドル安の2万1917.16ドル、ナスダック総合指数が同74.053ポイント安の7700.098ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が17億4793万株、ナスダック市場が38億5805万株だった。

 米3月CB消費者信頼感指数が120.0と市場予想平均の110.0を上回ったものの、2月改定値の132.6から大幅に低下。消費動向の先行き不透明感に加え、ジョンズ・ホプキンス大学の調査で、新型コロナウイルスによる死亡者が全米で3000人を超えたと報じられたこともあり、リスク回避姿勢が強まる格好となった。NYダウ採用銘柄では、アメリカン・エキスプレスやホームデポ、P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、31日の大阪取引所終値比65円安の1万8645円だった。

提供:モーニングスター社

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