邦チタ、茅ケ崎工場内に触媒新工場を建設

株式

2020/4/2 7:35

 東邦チタニウム<5727.T>は3月31日、触媒新工場を建設し生産能力を増強すると発表した。

 新工場への投資額は約73億円で、茅ケ崎工場(神奈川県茅ケ崎市)内に建設する。20年5月に着工し、22年11月に営業運転を開始する予定。触媒事業の主力製品であるTHC触媒は、プロピレンモノマーをポリプロピレン(PP)に重合する際に用いられている。同社では、世界のPP需要は中・長期的に年率3-4%で伸びていく見込みとし、特に自動車向けでは、PP使用比率がさらに高まるとともに、PPの高速成形、軽量化への触媒技術の貢献が期待されており、PP製造用触媒の市場は着実に成長していくと想定している。

 1日の終値は、前日比27円安の620円。

提供:モーニングスター社

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