大有機化が急伸、第1四半期営業利益の好進ちょくを材料視

株式

2020/4/6 12:38

 大阪有機化学工業<4187.T>が急伸。3日引け後の決算発表で、20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結営業利益が好進ちょくを示したことが材料視された様子。株価は前週末比140円高の1485円まで値を上げている。

 20年11月期第1四半期は、売上高69億200万円(前年同期比1.2%減)、営業利益11億1900万円(同23.7%増)。「化成品事業」は営業利益2億1700万円(同6.1%減)にとどまったが、半導体材料グループの好調な推移により「電子材料事業」が営業利益を6億6300万円(同24.4%増)に伸ばして全体をけん引した。連結営業利益の上期(19年12月-20年5月)予想18億8200万円(同6.7%増)に対する進ちょく率は59.5%で、第2四半期(20年3-5月)の予想営業利益は計算上7億6200万円(同11.3%減)にとどまり保守的な印象。

 午後零時36分現在の株価は25円高の1370円。

提供:モーニングスター社

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