米国株式市場:雇用情勢の悪化を警戒しNYダウ3日ぶり反落、ナスダックは3日続伸
2020/5/7 7:46
6日の米国株式は、NYダウが前日比218.45ドル安の2万3664.64ドルと3日ぶりに反落、ナスダック総合指数は同45.267ポイント高の8854.388ポイントと3日続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億446万株、ナスダック市場が35億3143万株だった。
米4月ADP雇用統計で、非農業部門雇用者数が季節調整済みで前月比2023万6000人減となり、市場予想平均の2055万人減よりも少なかったものの、8日に米労働省が発表を予定する雇用統計への警戒感が強まった。また、足元で懸念されている米中の貿易摩擦問題も重しとなり、NYダウは安値圏で取引を終えた。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、インテル<INTC>などが買われ、同指数の上昇を支えた。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比270円安の1万9360円だった。
提供:モーニングスター社
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