11日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、107円前後で底堅い展開か

為替

2020/5/11 8:45

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円20銭-107円50銭

 11日の東京外国為替市場で、ドル・円は107円前後で底堅い展開とみる。前週末に発表された米4月雇用統計は非農業部門雇用者数が過去最大の減少となったほか、失業率も戦後最悪の水準となったが、市場予想ほど悪化しなかったことから米国株が急上昇した。これを受けて為替市場でもドル買い・円売りが先行。週明けの東京時間にはこの動きが一服しているが、米株高を受けて日経平均株価が上昇すればドル・円の支えになる。とはいえ、米雇用情勢については先行きに悲観的な見方が多い。きょうは注目したい経済指標の発表やイベントも少ないため、ドル・円の上値は限定されそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀金融政策決定会合の主な意見(4月27日開催分)

その他:マレーシアが休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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