日経平均は16円安、朝高後に下げ転換、新型コロナ感染第2波への警戒感も=12日前場

 12日前場午前9時25分時点の日経平均株価は前日比16円22銭安の2万374円44銭。朝方は、米ハイテク株高を支えに買いが先行した。ただ、新型コロナウイルス感染の第2波への警戒感もあり、いったん下げに転じた。その後、持ち直す場面もあったが、買いは続かず、小安い水準で推移している。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株が軟調。ブリヂス<5108.T>、浜ゴム<5101.T>などのゴム製品株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も安い。

 半面、中部電力<9502.T>、大阪ガス<9532.T>などの電気ガス株や、中外薬<4519.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株が堅調。任天堂<7974.T>、バンナムHD<7832.T>その他製品株や、HOYA<7741.T>、東精密<7729.T>などの精密株も高い。

 個別では、丸和運輸機関<9090.T>、サニーサイド<2180.T>、PCIHD<3918.T>、アイスタイル<3660.T>などの下げが目立つ。半面、タツモ<6266.T>、アイフル<8515.T>、ワールドHD<2429.T>、エフオン<9514.T>などの上げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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