14日の東京株式市場見通し=弱含みの展開か

国内市況

株式

2020/5/14 7:47

 予想レンジ:2万円-2万300円(13日終値2万267円05銭)

 14日の東京株式は続落後、弱含みの展開か。きのう13日は下げ渋る動きをみせたものの、現地13日の欧米株式が下落したことから、売り先行のスタートとなりそう。日経平均株価は、心理的なフシ目の2万円が意識される場面も想定される。一方で、日銀によるETF(上場投資信託)買い期待が支えとなり、底堅い動きとなることも見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=107円前後(13日終値は107円05-06銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=115円台の後半(同116円01-05銭)とやや円高方向にある。13日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、楽天<4755.T>、ソニー<6758.T>などを中心に、13日の東京終値に比べほぼ全面安。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比185円安の2万165円だった。(高橋克己)

 14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 4月マネーストック、週間の対外対内証券売買契約

・15:00 4月工作機械受注

・30年国債入札

・決算発表=大和ハウス<1925.T>、ヤクルト<2267.T>、アステラス薬<4503.T>、富士通<6702.T>、ユニチャーム<8113.T>、三住トラスト<8309.T>、アコム<8572.T>、三菱地所<8802.T>、住友不<8830.T>、小田急<9007.T>、近鉄GHD<9041.T>、阪急阪神<9042.T>、NTTデータ<9613.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米4月輸出入物価、米週間の新規失業保険申請件数

・メキシコ中銀金融政策決定会合

・決算発表=アプライド・マテリアルズ<AMAT>、ストラタシス<SSYS>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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