18日の東京株式市場見通し=弱含みの展開か

国内市況

株式

2020/5/18 7:47

 予想レンジ:1万9900円-2万100円(15日終値2万37円47銭)

 18日の東京株式は、弱含みの展開か。20年3月期の決算発表がピークを越え、手掛かり材料に乏しくなるなか、米中貿易摩擦への警戒感もあり、手控えムードが広がりそうだ。取引開始前に1-3月GDP(国内総生産)が発表される予定で、市場予想の平均は年率換算で4.5%減とみられている。経済の底割れ回避のため2次補正予算の編成が進められていることが支えとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(前週末15日終値は107円09-10銭)、ユーロ=115円台の後半(同115円82-86銭)と小動き。前週末15日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キーエンス<6861.T>、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などが、同15日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同15日の大阪取引所終値比20円安の2万20円だった。(高橋克己)

 18日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 1-3月期実質GDP(速報値)

・13:30 3月第三次産業活動指数

・決算発表=ソフバンG<9984.T>、テルモ<4543.T>、コマツ<6301.T>、パナソニック<6752.T>、SUBARU<7270.T>、中部電力<9502.T>、ガイシ<5333.T>、住友ゴム<5110.T>

【海外】(時間は日本時間)

・23:00 米5月NAHB住宅市場指数

・カナダ市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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