日経平均は460円程度高、2カ月半ぶりに2万600円台に乗せる=19日寄り付き
19日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前日比460円程度高い2万590円前後で推移する。きのう18日に堅調な動きだったことや、現地18日の米国株式が大幅に3日続伸したこともあり、株価指数先物を中心に買い戻しの動きが先行。午前9時15分には、同525円73銭高の2万659円46銭を付けるなど、大幅高となっている。取引時間中に2万600円を付けるのは、3月6日以来、2カ月半ぶり。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比430円高の2万640円だった。
業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が上昇。国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も高い。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が堅調。AGC<5201.T>、ガイシ<5333.T>などのガラス土石株や、出光興産<5019.T>、JXTG<5020.T>などの石油石炭製品株も上げ、全33業種が上昇している。
個別では、住友ベーク<4203.T>、KIスター不<3465.T>、IRJHD<6035.T>、ペッパー<3053.T>、ニチコン<6996.T>などが上昇。半面、レナウン<3606.T>(整理)、ヤマエ久野<8108.T>、ソーダニッカ<8158.T>、日医工<4541.T>、アセンテック<3565.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=107円台の前半(18日終値は1ドル=107円17-19銭)、1ユーロ=117円台の前半(同115円88-92銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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