米国株式市場:大幅高の反動やコロナワクチン期待が後退、NYダウ、ナスダック4日ぶり反落
2020/5/20 7:49
19日の米国株式は、4日ぶりに反落した。NYダウが前日比390.51ドル安の2万4206.86ドル、ナスダック総合指数が同49.724ポイント安の9185.104ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億7511万株、ナスダック市場が42億3583万株だった。
前日に大幅続伸していた反動で、朝方から目先的な利益を確定する売りが先行。医療系ニュースサイトのSTATは、モデルナ<MRNA>が新型コロナウイルスに効果がみられたと発表したワクチン候補薬に関し、専門家が疑問を呈していると報道。同社株が下落したこともあり、相場の重しとなった。NYダウ採用銘柄では、ボーイング<BA>やプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)<PG>、シェブロン<CVX>などが値下がり率の上位に入っている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比145円安の2万385円だった。
提供:モーニングスター社
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