日経平均は80円程度高、買い先行後も堅調な動きが続く=20日寄り付き

 20日午前9時28分すぎの日経平均株価は、前日比80円程度高い2万505円前後で推移する。午前9時9分には、同99円94銭高の2万533円39銭を付けている。きのう19日に大幅に3日続伸した動きを受け買いが先行。為替市場で、円相場がドルに対し、円安方向にあることも支えとなったもよう。その後も、しっかりした展開となっている。現地19日の米国株式は4日ぶりに反落し、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比145円安の2万385円だった。

 業種別では、オリックス<8591.T>、JPX<8697.T>などのその他金融株や、大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株が上昇。三井金属<5706.T>、古河電工<5801.T>などの非鉄金属株や、大日印<7912.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も高い。ニコン<7731.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株が堅調。オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、セコム<9735.T>などのサービス株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株も上げている。

 個別では、UACJ<5741.T>、東京計器<7721.T>、旭有機材<4216.T>、フィールズ<2767.T>、ホクシン<7897.T>などが上昇。半面、三谷産業<8285.T>、AOITYO<3975.T>、生化学<4548.T>、中山福<7442.T>、ダイト<4577.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時28分時点で、1ドル=107円台の後半(19日終値は1ドル=107円41-42銭)、1ユーロ=117円台の後半(同117円38-42銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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