東京機が急騰、21年3月期の黒字転換見通しが支援要因

株式

2020/5/22 10:55

 東京機械製作所<6335.T>が急騰し、一時76円高の319円を付けた。午前10時53分時点で48円高の291円となっている。。21日引け後、20年3月期連結決算と21年3月期業績予想を発表、今期は黒字転換見通しを示し、株価支援要因となった。

 21年3月期業績予想は、売上高が122億5000万円(前期比3.8%増)、営業損益が4億7000万円の黒字(前期は11億6300万円の赤字)に浮上する。オフセット輪転機事業において、省資源・省エネルギーに効果を発揮する「カラートップ・エコワイド2オフセット輪転機」に加えて省力化に資する刷版自動着脱装置「T-PLATER」を中心に販売活動を行い、グループ会社間の連携強化を図り、収益性の向上を目指す。

 20年3月期決算は、売上高が117億9900万円(前期比10.7%減)、営業損益が11億円超の赤字(前期は3億8600万円の黒字)だった。

提供:モーニングスター社

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